■コラム■なぜマックのポテトはあんなにも美味しいのか

2025/09/16


ブリス・ポイント(Bliss Point)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。訳すと【至高の満足点】という意味になり、主にビジネスや食品産業の場で使われる言葉だそうです。砂糖も多すぎれば甘くて食べられませんし、塩味も同様で多ければ多い程美味しいわけではありません。何事も「ちょうどいい」があって、その全てが絶妙な塩梅で揃ったところとここでは解釈します。

多くの人に愛されるマクドナルドのハンバーガーやポテト、スタバのフラペチーノ、ケンタッキーのフライドチキン、さらにはコーラやポテトチップスなどはこの【ブリスポイント】に到達していると言えるでしょう。鬼滅の刃で言うところの柱であり上弦です。まさに至高の領域。

こうした商品の開発には膨大な調味料や素材の組み合わせから試作品が作られ、砂糖・塩分・脂・食感・さらには噛んだ時の音まで…それら全てが完璧にマッチし、脳に強い快感をもたらすデータを取れたものが市場に投入されているそうです。企業は自社の製品をより多くの人に継続購入してもらうため、綿密な計算の元この【ブリスポイント】を見つけるための商品開発を行っているわけです。「どうすれば脳の快楽系を最大限刺激できるか」、それを見つければ爆売れ必死ということなのでしょう。もはやマックに関しては店内の匂いやポテトの揚がる音ですらドーパミンが出るという方もいるのでは。

よって、これらの加工食品に対して食べる機会が増えれば増えるほど離れがたくなります。あまりにも強く脳を刺激するからです。あくまで売り手は「繰り返し食べたくなる味」を科学的に作り込んでいるだけなのですが、こうした外食メニューは人を簡単に中毒にし依存させてしまうのです。これに抗うことは意図して避ける=食べないこと以外に難しいことなのかもしれません。それほど「脳に強い快楽を与える」という意味では完成された食品と言えます。

これらが健康にとって良いものであればこんなに素晴らしいことはなかったのですが、残念ながらそうではありません。甘みもしょっぱさも強い方が売れる=味が濃い方が売れるので、高カロリー・高塩分・高脂肪で栄養価は低いというメニューが多いです。意図的に美味しいと感じるよう作られた味付けは「食べ過ぎ」を誘発するように作られており、利用頻度が高い程不健康を招いてしまうリスクが高まります。
ファストフードや人気の外食メニューを美味しいと感じるのは当然で、もっと食べたいと思わせるように意図的に・科学的に作られているんだと頭で理解した上で食べるようにしてみてください。少しだけ感じ方も変わるかもしれません。

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